開発者

開発者の思い

株式会社サザンウインド

代表の思い

完全オリジナル商品を開発・販売することが決まった時、一番思ったのは 「感心ではなく、感動させるものを創りあげたい」でした。

となると、既存品の改良版のような考え方ではなく、まったく新しい機能を付与させたい。

もちろん、この冒険にも似たチャレンジは、会社経営という観点から考えるとリスクが大きいことは承知しています。

例えば既存品の改良版を手掛けるなら、その元になる商品の動きから売り上げの予測がしやすく 掛けられるコストや時間も、ある程度計算できます。狙うべき価格帯やターゲット層まで見えてくるため、 リサーチの手間さえ惜しまなければ、大きく失敗する可能性は大幅に削れます。

それに対し、まったく新しいもの(機能)は世に受け入れられるのか否か、ほぼ未知数ゆえに 失敗というリスクは大幅に上昇、要は振れ幅が大きいわけです。 とはいえ、今回は弊社完全オリジナル商品制作第一弾。

その出発点にて抱く志は、単に損得勘定ではなく、ワクワクするチャレンジャー精神でありたい。

第二弾以降、冒険的な要素を極力排除し、利益計算がしやすい新商品開発がメインになったとしても 「挑戦」という心の熱を、いつもその根底に持ち続けるために。

商品への思い

パスポートケースといえば、世に出回っている商品はほぼ二極化しています。 「シンプルなもの」と「多機能なもの」。

共通して言えるのは、「単なるパスポートケース」という枠を超えたものがほぼ存在しないという点です。

パスポートケースなんだから、当たり前じゃないか、と思うかもしれません。 スキミング防止やカード収納、お洒落なデザイン。

選択肢は豊富にあるし、使用レベルで特に問題はありません。

ですが、別視点から、他に強力な付加価値をつけることは出来ないだろうか? パスポートケースと言えば、所持者とともに世界を旅することになる品。

そのあたりに何かヒントがあるのでは? こう考えた時、自分にある一つのアイディアがひらめきました。

世界を旅するという事は、基本的に言語の壁が立ちはだかるという事。 (もちろん旅先の言語に精通している方もいらっしゃるとは思いますが、一般論で)

日本での生活に比べ、格段にコミュニケーションがとりづらくなります。 初対面や、初対面に近い間柄ではなおのこと。

沈黙が続いたり、気まずい空気になることもあるかもしれません。

ズバリそこを解消・・・とまではいかなくても、このアイディアが実現すれば 会話のきっかけくらいは掴めるはず!!

こうして生まれたのが、本商品「魔法のパスポートケースEcomi(イーコミ)(仮)」です。 恐らく、世界初。

言語の壁を越え、世界中の人々と簡単にコミュニケーションがとれる機能搭載。 Ecomiとは、Easy communicationの略です。

世界中で、この商品をきっかけに、話が弾む光景が見られるようになることを夢見て・・・。

開発秘話

世に受け入れられる可能性を秘めた、世界初の商品を創り上げられたとしても それがやっと、スタート地点。

どんなに良いものでも、誰の目にも触れなければ誰の手にも届きません。 つまり、露出という部分での戦略が必要になってくるわけです。

広告的なものは当然やりますが、これは単に「お金をかけて露出を増やす」 という戦法につき、基本誰もがやる(やれる)し、劇的な効果は(かける金額にもよりますが) そうは望めない気がします。

何か露出を加速させる、弊社ならではの戦略ってないだろうか? ありました。 「著名人とのコラボ」です。 (今回の場合は部分的コラボになりますが)

パスポートケース本体で、コミュニケーションのきっかけを掴んだら その小さな交流を発展・加速するための「コミュニケーションカード」を 付属(6枚の予定)することにし、その図案や文章の監修を 明治大学教授・杉原幸吉氏に依頼、実現しました。

杉原教授と言えば、「錯視」や「変身立体」の研究で世界的に有名で ちょくちょくTVにも出演するほどの方です。

つまりこのコラボの実現により、コミュニケーションツールとしての機能性アップはもとより 「話題性」と「ネームバリュー」が商品に装備され、広告露出からの口コミ的拡散が期待きるようになったわけです。

端的に言えば「商品に箔が付いた」感じですね。 その他、説明書をカラー4ページの「マンガ」で作成したりと とにかく楽しみながら、色々と趣向を凝らしてきました。 物づくりは、やはり面白いですね。

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