メンズのビジネスバッグというのは、とても種類が豊富です。もちろん、どのような仕事をしているのかにもよるのですが、基本的に働く男性にとってメンズビジネスバッグというのは欠かすことのできないアイテムのひとつです。仕事のお供とも言える存在なので、しっかりと選んでいきたいところです。ここでは、メンズのビジネスバッグを選ぶ際のポイントについてご紹介していきたいと思います。

・自立するかどうか

メンズのビジネスバッグを選ぶ際のポイントということなのですが、まず挙げられるのが自立するかどうかという部分です。メンズビジネスバッグに限ったことではないのですが、床などに置いたときにパタリと倒れてしまうとやはりかっこ悪い印象を与えてしまいます。ビジネスマンにとって人に与える印象というのはとても大切なので、びしっとかっこよく自立してくれるメンズビジネスバッグを選ぶようにしましょう。

ビジネスバッグを置いたときにいちいち倒れていたのでは、何をするのにも気を遣ってしまいますし、逆に相手に気を遣わせてしまうようなこともあるかもしれません。いついかなるときもスマートなビジネスマンでいられるように、自立してくれるメンズビジネスバッグを選ぶべきなのです。

自立してくれるメンズビジネスバッグというのは、型崩れもしにくい傾向にあります。つまり、その分、長く使えるのです。自立してくれるメンズビジネスバッグであればそれなりのマチがあるということになりますので、容量の面でも安心です。見た目のかっこよさだけではなく、実は自立するメンズビジネスバッグのほうが何かと便利なのです。

ちなみに、一部では「自立しているビジネスマンは自立するビジネスバッグを持つべき」という話もあるようです。自立を目指しているメンズにとって、自立するビジネスバッグは必須アイテムといえます。

・具体的に使うシーンを考える

メンズビジネスバッグを選ぶ際には、具体的に使うシーンを考えましょう。メンズに限らず、ビジネスバッグというとひとくくりで考えてしまいがちなのですが、改めて考えてみるとどのような仕事をしているのかによって必要なビジネスバッグというのは違ってくるものです。だからこそ、自分が使うのであれば具体的にどのようなシーンになるのかを考えることが大切なのです。

例えば、仕事の関係でパソコンを持ち歩く場合、パソコンに対応しているメンズビジネスバッグを選ぶ必要があります。パソコンが入るサイズになっているのはもちろん、パソコンを入れるからこそ衝撃などにも強い作りとなっているはずです。ただ、その分、少し重たくなるかもしれません。

逆にパソコンを一切持ち歩かない場合、パソコンに対応しているメンズビジネスバッグを選ぶ必要はありません。それこそ持ち歩くのは書類だけということであれば、書類が入り、その書類をしっかりとガードしてくれるようなものであればOKです。パソコンに対応しているメンズビジネスバッグほどの丈夫さはないものの、その分、軽いものが見つかるでしょう。

特に、軽さに関しては移動時間が長くなりそうな方であればあるほど、軽いものが好ましいです。もともとメンズビジネスバッグというのは作りのしっかりしたずっしりしたものが多い印象なのですが、1㎏以下のものであれば体感もまったく違ってくるかと思います。

あとは、外回りが多くなりそうな場合、防水性に優れたメンズビジネスバッグを選ぶことも大切になってきます。今の日本では異常気象が当たり前となりつつありますので、「今日は絶対に雨は降らない！」と思っていても突然の豪雨に見舞われることもあります。自分がずぶ濡れになるのはまだいいとして、ビジネスバッグの中まで濡れてしまっては仕事になりません。雨が降ったときでも安心な防水性のメンズビジネスバッグを選びましょう。

・素材

メンズビジネスバッグに限ったことではないのですが、同じビジネスバッグでも素材によって印象はガラリと変わってくるものです。しかも、素材によってその特徴も異なってきます。そのため、メンズビジネスバッグを選ぶ際にはその素材にもこだわっていきたいところです。

まずは、代表的なナイロンについてです。メンズビジネスバッグにおいても、やはりナイロンを使ったものがかなり多くなっています。もともと軽い素材ですし、それでいて丈夫です。撥水性を持っているものもありますし、お手入れもとても簡単です。丈夫で長持ちしてくれる素材と言えるでしょう。

ただ、その一方でナイロンは型崩れしやすい部分もあります。加工がなされていないのであれば、防水性でも不安が残ります。ナイロンにもいろいろなものがありますので、「ナイロンだから大丈夫！」と油断しないようにしておきたいところです。

次に、レザーです。レザーのメンズビジネスバッグを持っているといかにも「できる男」という感じがしますし、長く使っていくことができます。使い込むことによって、自分だけの味わいを出していくことができるのも魅力です。

ですが、レザーのメンズビジネスバッグとなってくるとやはりお高くなってきます。それに重さも出てきますし、長く使っていくためにはお手入れが欠かせません。お手入れが面倒に感じられる方もいるでしょう。水に弱いので、レザー専用の防水スプレーなども必要になってきます。

そして、合皮です。レザーと比べるとお安くなりますし、水にも強いです。お手入れも簡単なのですが、劣化が早い傾向にあります。長く使うのには向かないですし、素材の特徴から考えてもあまり有力な候補にはならないかなという印象です。